こんなニュースを見ました。

前立腺がんの骨転移の治療に使われ、強力な放射線を発するバイエル薬品の注射薬の廃棄を巡って、処理施設の近隣住民らが受け入れ拒否運動を起こしていることがわかった。

放射性医薬品の処分ができる施設は国内には滝沢市にあるラジオメディカルセンター(滝沢RMC)だけのようです。そうであれば当然にこの薬品を使用する際には事前に廃棄物の搬入が出来るように準備しておかなければなりません。廃棄することができない物や道具は誰のためにもなりません。結局自分達の首を絞めることになります。でもビジネスの世界では時々そういった事を軽視しがちです。

もちろん廃棄する事が真っ先に来るのはおかしいと思いますが、何かを進めるためにはそのどこかに廃棄する事を考えておかなければいけません。